漢ちゃん、言わずと知れた親不孝。
そんな両親もすでに他界。
3月は、おかぁの命日。
4月は、親父の誕生日。
5月は、親父の命日。
6月は、おかぁの誕生日。


生前は親父とケンカが絶えず。
大嫌いだった。
多分今振り返ると、おかぁは親父命の人で。
自分は一人っ子で。
親父に反発って、親父にヤキモチ妬いてたのかもな。他にもいろいろあったけど。


憎んではいない。ただ嫌いなだけだった。
ケンカする分、随分とひどい言葉を放ったこともあった。
お寺さんが何故か嫌いな親父には、絶対うちのお墓には入れないとまで思っていた。


東海道一だった爺さんから受け継いだ商売も、親父で廃業。
爺さんの羽振りの良さもさる事ながら、地元への寄付も多大で知らぬ人は居なかった。
孫の代、すなわち漢次までは左団扇だった、ハズなのに…

そんな親父と漢次に挟まれたおかぁも苦労しただろう。


春先は特に思い出す。
感謝ということをカラダで教えてくれたのが、両親だったのかも知れない。
借金だけ残して逝った両親だが、
こうして立派に生きていられるのは、紛れもなく親父とおかぁの下に生まれたからだ、な。




文字が涙で霞む。
たまの出社、座れた電車のせいだろう…